『建材屋の独り言④』

「接着剤とは」

 

会社内の給湯室にある急須の一つの蓋が割れたとのこと、、

事務員さんが「瞬間接着剤」でくっつけてくれていました。

弊社でも多種多様な「接着剤」を販売している訳ですが、素朴な疑問を皆さんお持ちではないでしょうか?

「接着剤を使うと何故くっつくのか!」一番有力な「説」のお話しを今日はしてみたいと思います。

表面のすき間でくさびの働きをするという説と分子どうしがくっつくという説があるそうです。

瞬間接着剤には、シアノアクリレートという化合物が用いられています。この物質は、空気中の水分にふれると、一瞬のうちに連鎖的に結合して固まるという性質をもっています。容器の中では液体の状態なのですが、空気中の水分にふれると、分子どうしがパッパッといっきに手をつないでしまうのです。

では、接着剤が固まるとなぜ物と物がくっつくのでしょうか。これにはいくつかの説があります。ひとつはアンカー効果です。ふたつの物体をくっつけるとき、それぞれの表面にあるわずかなすきまに接着剤がしみこんで、くさびをうちこんだようにがっちりと接着するという説です。

もうひとつの説は分子間力によって接着するという説です。分子と分子は、すぐ近くまで近づけると、分子間力という強い力で引き合います。この力によって、接着するという説です。

接着剤を大きく分類わけしてみました。

{弾性接着剤・エポキシ弾性接着剤・エポキシ系接着剤・アクリル系接着剤・瞬間接着剤・ゴム系溶剤型接着剤・酢ビエマルション接着剤}

接着剤と言ってもこれまた奥が深いですね・・・。日々勉強です・・・。

 

山形本店長M