『建材屋の独り言③』

「サクラ、咲く」

早いもので新年度が始まり1週間が経過しようとしております。

山形も暖冬だった影響も有り、会社の近くの桜の木がちらほらと開花し始めておりました。

建材業界では床板などに「カバザクラ」を使用する場合がありますが、皆さんご存じの桜の木なのでしょうか?

樺桜などのカバノキの材を「バーチ材」と呼びます。
木目や質感が桜と似ている為、桜の代用品として使われたことが始まりで「桜」の名で呼ばれはじめました。 日本人が桜好きだと言う事も理由の1つだったのでしょう。

代用品と言ってしまうと、何かが劣っているように感じますが、そんな事は無く逆に優れた面もあるほどです。それぞれの「サクラ」材について簡単に説明すると、本当の「桜」の樹種2つがあげられます。

其の壱:「山桜」
お花見でおなじみの桜も、床材として使われています。バーチ材と区別するために本桜とも呼ばれる「山桜」。

其の弐:「ブラックチェリー」
アメリカに自生する「ブラックチェリー」も桜の仲間です。
両者とも床材のほかに高級なインテリアや楽器に使われることが多く、上品で大人っぽい雰囲気が特徴です。

世界中に存在している「樹木」、、、沢山種類があり、ひとつひとつ、奥が深いものですよ。

山形本店長M